メールマガジン

企業と個人のマネジメント

 

こんにちは。税理士の澤根哲郎といいます。

 

本が出ることになりました。

 

★★★普通の人がマネジメントの名手になる★★★

   その秘訣を書きました:澤根哲郎処女作

戦略マップ バランス・スコアカード実践活用法

PHP研究所

★★★★ ★★★★

アマゾン元バイヤー、土井英司さんのメルマガ「ビジネス・ブック・マラソン4月2日号で紹介されました。土井さんありがとうございます。

研究者だって本読まなきゃ2005
年3月20日でも紹介されました。ありがとうございます。

実践ビジネス発想法2005
年3月17日でも今月発売の書籍として紹介されました。ありがとうございます。

松山真之助さんのWebook of the Day3月15日でも紹介されています

 

さて、

わたしの事務所は、1994年から事務所通信を発行しています。お客様や、ちょっと知り合った方々に送らせてもらっているのですが、これがなかなか好評です。で、このたびこの通信をメールマガジンにすることにしました。

 

経営も、生活も、遊びも、基本は同じ。そのスタンスで、経験、本雑誌などから、基本とは何かを考えていきます。

 

なお、税法とか、会計処理の解説はほとんど書かないつもりです。よそにいっぱいありますので。

よろしくお願いします

  「企業と個人のマネジメント」各号のテーマ一覧

http://plaza.rakuten.co.jp/senryakumap/002000

澤根哲郎

 

 

 

 

澤根哲郎税理士事務所のホームページへ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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見本

 

●誰でも「売り物」を持っている●●

好き嫌いは人によって違う

   だから売る範囲を広げよう。

 

25歳のころ、いっとき町売りをしていました。札幌に始まり、小樽、室蘭、なぜか九州に飛んで、K市、M市、岡山、津山と回りました。

 

○●町売り、というのは、高町(たかまち)とコンビになったことばです。お祭りなどで、店を出すのが高町、平日、普段の町に店を出すのが町売りです。

 

○●町売りの経験がある税理士は、多分、ぼくだけだと思います。これは自慢です(自慢にならない?)。しかし、ぼくだけだということには、何の根拠もありません。どなたか、町売りの経験のある税理士をご存知の方がいたら教えてください。お話してみたい。

 

○●ぼくが、売っていたのは、刻印といって、名前を小さなプレートに打ち込んでチェーンにつけたもの、首にかける。真鍮線とビーズで作る首飾り、カラーのビニール線で作るチャリンコのバッジ、スヌーピーのバッジ(著作権違反)などです。1*2mくらいの黒のビロードの布を道に広げその上に商品を並べて商売をしていました。

 

○●あるとき、旅行から帰ってくると、札幌のアパートで隣の部屋に引っ越して来てた人が、町売りをしていたのです。以前から、道端に座わりたいと思っていたし、道端に座って商売をしたらおもしろいだろうと思っていたので、町売りを教えてもらいました。この師匠と狸小路、ススキノで売り、同業の人たちと知り合い、小樽、室蘭でも売ったのです。

 

○●沖縄に行きたかった。大阪から船でK市に行った。そこで町売りをして稼いで沖縄まで船で行くつもりだった。

 

○●K市ではTというアーケード街で町売りをしました。ブッダ、犬のジョ-という呼び名の同業者がいましたし、他にも何人かの人が天文館通に出入りしていました。

 

○●ここで、店を並べて気がついたのは、圧倒的な商品力の差でした。同業者たちは、この道でずっと生活をしている人で、何ヶ月か前にちょっとやってみようかと思ってはじめたぼくなんかとは、経験も、技術もぜんぜん違う、したがって、商品の違いもひと目ではっきりとわかる。ぼくの商品がひどいのでした。売れ行きも、当然話しにならないくらい違います。ぼくの売上げの最高が日曜日で、17000円でしたが、同業者たちは、平日でも多分3万円以上売っていたのではないでしょうか。

 

○●諸先輩たちが、夜11時くらいで店をしまうところ、2時くらいまで座っていました。そうすると他に店がないものですから、酔っ払いでちょっとお金を使いたい人が、商品を買ってくれます。

 

○●また、商品がひどいからといって、ぜんぜん売れないわけではないのです。最低の売上げが1日2400円、原価が多分1割もありません。宿代が1000円でしたから、食住なんとかいけたのです。

 

○●おまたせしました。ここでやっと本題です。商品力がひどいからといって、あきらめてはいけない。競合店が近くにあるからといって投げてはいけない。ぼくの場合だと、深夜遅くまでやっていると競合店はなくなり、独占状態になりました。(人通りはほとんどなかったけど。)

 

○○競争のない状態を作る○○

 

○●ぼくの商品を買ってくれた人は、いやいやながら買ったわけではありません。「好き」で、「買いたくて」買ったのです。商品を「みんな」に買ってもらう必要はないのです。「誰か」が買ってくれて、その金額が、「自分の必要とする」金額に達すればよいのです。

 

○●自分の「商品」を気に入ってくれる人、買ってくれる人は、必ずいます。

 

○●問題は、それが、どのくらいいるか、何人いるか、ということです。これで商売が成立するか、成長するかどうかが決まる。

 

○●だから、「自分の商品を買ってくれるだろう人」に「自分の商品のこと」を知らせることがキーポイントになります。

 

○●たくさんの人に、「自分の商品を知ってもらう」ために何をするのか、これが生き残り戦略の中心のひとつになります。「口コミ」に期待するのなら、「口コミ」してもらうために何をするのかを考えて、実行します。

 

○●「知ってもらうために」積極的に、何を実行するのか、これが重要です。できるだけたくさんの人に、自分の商品を知ってもらい、買いたい人に買ってもらう。もちろん、気に入ってもらいそうな人にだけ知らせるという手もあります。それは、それでまた別のお話になるでしょう。

 

○●商売は、ある意味、未知の人に、自分の価値を知ってもらう活動です。

 

○●このメールマガジンも、ぼくの書いたものを喜んで読んでくださる人に、読んでもらいたくて始めることにしました。すでに出している事務所通信が好評だと書きましたが、それは「良い」と思う人だけが、良いと言ってくれているので、「悪い」と思っている人も多数いらっしゃると思うのです。それはそれでかまわない。

 

●ですから、おもしろい、おもしろそうだと思った人は、このメルマガのこと、どんどん友達に教えてあげてください。

 

 

http://www.oka.urban.ne.jp/home/sawane96

これをコピーして、友達に送ってください。お願いします。

 

☆☆★★☆☆★★☆☆☆☆★★☆☆★★☆☆

 

●●本「ナンバーワン企業の法則」●●

著者 マイケル・トレーシー&フレッド・ウィアセーマ 695+税 336

 

お客様に対しては、次のみっつのうちどれかひとつで勝負しなさい。ほかの二つは並でいいよ。ということを書いた本です。

 

●●親密度●●

●●業務のすばらしさ●●

●製品のすばらしさ●●

 

IBMというコンピュータ会社は、1970年代に最盛期にあり、怖いものなしだったようです。IBMの競合企業のセールスマンたちは、IBMに敗れるたびに「だれもIBMから買ってクビになる人はいないからなあ」と言っていたようです。アメリカ株式会社は、IBMの技術がだんぜん飛びぬけていると信じていたようです。

 

●そう、実はIBMの技術はたいしたことなかった。

 

著者によると、IBMが強かったのは、技術が優れていたためではないというのです。また、価格が安かったためでもない。IBMが強かった理由は、「情報技術の激動に振り回されている顧客に提供するサービス、指導、専門知識、アフターサービスなどの水準がケタはずれに高かった」からだというのです。

 

著書は、こういった方法を、カスタマー・インチマシー、そうやって業績を伸ばそうとする企業を、カスタマー・インチマシー企業と呼んでいます。要するにお客様密着作戦です。その特色は

 

「教育からおせっかいに近い手助けに至るまで、独特の範囲で卓越したサービスを提供することで、顧客が自社製品をフルに利用できるようにすることである。」

 

 お客様密着作戦は、業績を伸ばすたいせつな方針のひとつですが、著者はほかに次の二つをあげています。

 

・ 業務が優れている(オペレーショナル・エクセレンス)

・ 製品が優れている(製品のリーダーシップ)

 

「業務が優れている」というのは、かんたんに言えば仕事をするスピードが速く、仕事の質が高いということです。だから、競争力が強い。「製品が優れている」というのは、ことばどおりです。

顧客との親密度とあわせて、大切な要素が三つあるということですが、著者たちは、三つのうちどれか一つに力をいれ、あとの二つは並をめざせ、と言っています。

 

しかし、「製品が優れている」だけで、生き残るのはなかなかたいへんでしょう。よいものを作っていてもなかなか売れないというのはよく聞く話です。だから、この「製品が優れている」で勝負しようとすると、その製品が「ものすごく優れている」こと、「そのことをお客様が理解していること」の二つが必要になると思います。二つとも、けっこうむつかしい。これに比べると、他の二つ、「お客様に密着する」「業務が優れている」の方がやさしい、気がします。いかがでしょうか。

 

●著者は、みっつのうちどれかに優れ、後の二つは並みの水準を維持しなさいって言うけど、このみっつのバランスも大事なんじゃないかな。

 

●商売に限らず、自分を売り込むということで、この三つの原則は使えそうです。

 

製品が優れている:自分という人間に自信があって、そのままの自分をうる。

 

業務が優れている:自分という人間全体には、自信がないから、約束だけは必ず守り、できればそれ以上のことをするようにする。

 

新密度を売る:徹底的に相手にサービスする。っていっても、これって結構、むつかしい。酒の席で、偉い人にお酌をしても、その人、酌をされるのがきらいだったりする。(ぼくは、きらいです。飲みすぎるし)ひとりでさみしそうだからといって、話しかけると、その人は、実は一人を楽しんでいたりする。何かに失望している人に、慰めの言葉をかけると、もっと落ち込んだりする。

 

相手の様子を見ながら、サービスしないといけない。

 

あ、これって、そのまま仕事に使えますね。

 

☆☆★★☆☆★★☆☆☆☆★★☆☆★★☆☆

 

●●●新しいこと●●●

 

 ●今、もしうまく行ってないのなら、今までと同じやり方ではだめなのかもしれない。新しいことをしなければならないのかもしれない。もちろん、もうひとつ、今までのやり方を続けて結果を待つという方法もあります。でも、ここではやり方を変える、新しい方法を探るということを考えてみます。

 

 ●(現状維持というのは、現在の流れのままということで、現在の状況がそのまま、ということではありません。売上げ減少傾向であれば、その傾向が続くということです)

 

●「新しいこと」というのは、なかなかうまくいきません。なかなかできないのです。どうしてできないのか。「新しいこと」以外の仕事に追われているからです。

 

 ●今、インターネット上の商売で躍進を遂げている小さな会社がいっぱいあります。これらはほとんどが新しい会社です。こういった会社は、小冊子を使って、本来の商売を拡大しているのです。当事務所でも小冊子を発行したいと思っているのですが、できない。作るための時間がないのです。

 

● 新しい、小さな会社は、仕事がなくて時間があるから、必死になって商売の仕組みを考えて、インターネットにのせる。

 

●老舗の倒産が多いと言われています。老舗であることは、強みにならないとも言われます。なぜなのか。「新しいこと」という点から考えてみます。老舗は、新しいことに力を注ぐのが難しいのです。まず、新しいことをしなくても、とりあえず、食える。だから力が入らない。たとえ、新しいことをしたくても、「今」の仕事をしているから、「将来」のことに時間を取れない。「新しいことに力が入らない」ことが、老舗倒産の原因のひとつになっているのではないかと思います。

 

 ●「新しいこと」をしなければならないのなら、「新しいこと」のための時間を、普通の時間の中に組み込まなければいけません。「普通の時間」というのは、夜とか日曜ではなく、平日の就業時間の中です。そうしないと、足元の仕事にどんどん追われて、当面お金にならない新しいことはできない。「新しいこと」を普通の時間内にやって、目先の仕事をする時間が足りなくなると、これはどうしてもしなければいけないから、夜でも日曜でもする。そうするようになると思います。

 

沢根哲郎

 

 

 

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