〜 ラスベガスの旅・8 〜

 

【な、ない〜〜〜っ!】

 

「あ〜っ、フィルムがない〜。」帰ってからすぐに無くさないようにと、撮ったばかりのフィルムをしまいこんどこうと思ったらそのフィルムがない。鞄の中を探したがどこにもない。考えられるのは飛行機の中でフィルムを入れ替えた時に飛行機で落としたということ位。あわててイーグル航空に電話して、探してもらったが、30分後に電話があって「ない」とのこと。凄く対応が良くって「もし見つけたら連絡しますね。」と優しい言葉。フィルムが無くなったのは残念だけどこの旅では数少ない「いい人」に出会えてちょっと嬉しかった。しかし、枝豆が「もう一度探してみようよ」と提案して、鞄をもう一度探してみると何と鞄の中の小さなポーチに中にフィルムを発見。さっき探したときには見つけられなかったのに、大ドジです、私。無くしたら困ると、無意識にしまい込んでいたよいうで、情けないくって恥ずかしくって、ひたすら平謝り。

気を取り直して、町を散策。ラスベガスはホテルのアトラクションもおもしろいが、それぞれのホテルでもミュージカルやマジックショー、有名人のショーなどいろんなショーがあって、人気のショーは早い予約が必要とか。今夜は、前もって会社の先輩に教えてもらっていたおすすめのショーに行こうと言う事になり、そのショーのあるリビエラと言うホテルはうちのホテルからも見えるから、町を散策しがてらそのホテルに予約に出かけることに。

でも、無茶だったのね。途中でちょこっとお店によったりしてたら、軽く30分はかかってしまい、少々疲れた。予約はちゃんと予約カウンターがあって、そこでお願いした。19時半だったかな?の早い時間と22時30分の二つあったので、遅い方を予約しました。せっかくだからと言うことで、ちょっと料金が高めの前の席の方を押さえました。列に並んでいる間は枝豆が日本から持ってきた英会話本の、「予約をする」と言う項目を見て、短い時間ながら学習してから予約カウンターのお姉さんに挑んだ。

結構歩き疲れた我々は、次の目的地にはタクシーを利用。次の目的はサンレモというホテル、ここはラスベガスで唯一日本人が経営してるホテルで毎日1時間おきに日本語での「カジノ講習」というのがある。(しかも無料なので、もしもラスベガスに訪れたらまずはここで講習を受けるのをおすすめします。この講習の事は、たいていのガイドブックに載っています。)ホテルに着いたのが、16時過ぎ。毎日16時半から1時間ごとに23時半まで行われていますので、ちょうど1回目を受けるには良い時間。フロントで予約しようとフロントのお兄さん(もちろんアメリカ人)に英語で伺ったら「予約はいらない」と日本語。5分前に集合すれば良いそうで、ちょっと時間があるので我々はまたまたスロットに挑戦。今度は5セントのスロット。もちろんあっと言う間にコインは機械の中へ。そうこうしているうちに時間が。この回は30人位の参加者があり、2グループに分かれて講習を受けた。

最初は「キノ」。これはビンゴゲームのようなノリの物でして、1〜80までの玉をビンゴゲームのように次々と20個出し、その数字を当てるもの。参加者は1〜80までが書かれた紙に「来る」と思う数字に×を付けてお金と共に用紙を提出。付ける数は1個から15個までなら好きなだけつけて良くって、それで、見事に数字を当てると配当がもらえる。7個×を付けた場合は3個以上当てたら配当がもらえる、でも10個付けても1つしか的中していなかったら配当はなし、と言うように付けた個数と当たった数によって配当が違ってきます。1度だけ練習させてもらったが、もちろん当たるはずがない。(^_^;)

続いてはスロット、これはたいていの人がだいたいはわかるので説明は早かった。

この時に初めて知ったが、1ドルスロットにメガマックスというのがあり、機械の上のデジタルな数字がどんどん増え、600万ドルあまりの数字を示している。これはネバダ州全てのこのスロットで負けていく金額を示していて、どんどん増えてるとか。これは、コインを3枚入れてスロットしてる時に一番いいマークが3つそろったら、この金額が当たるとか。たまにいるらしい、スロットで一生遊んで暮らせる位の金額をゲットできる人。この他にも、車やジェットスキーなどが当たるスロットもある。

スロットの説明が終わって、今度はブラックジャック。ルールや勝ち方のちょっとしたコツなども教えてもらいました。実際にちょっとプレーをしてみて雰囲気を味わい、そのあとルーレットの説明を受けて約1時間の講習は終了。講習を受けた記念に一人一人使い古しのトランプを頂いた。実際に、カジノで使っているものでして、一応各カジノでは使えないようにと言うことで真ん中にパンチで穴があけられていた。

終了後、早速サンレモ内のカジノでスロットに挑戦。でもやっぱりセコく5セントの物、あっという間にすってしまったので、このホテルを後にした。

サンレモの近くには有名なMGMというホテルがある。ここは、比較的新しいホテルで、部屋数は何と5005室。このホテルの敷地内から一ブロック離れた同じ系列のホテルバリーズの前まで、モノレールも通っている。乗っている時間はだいたい4分くらいで無料だが、歩くと15分以上はかかりそうなので、ちょっとは時間短縮になる。結構利用者がいて、我々も乗り込んで次の目的地に移動。しかし、このころからちょっと雨が降ってきた。昨日同様「ラスベガスに雨?確か、ここってもともと砂漠地帯だよね。」と思いましたが、実はときおりスコールのような雨でも降る所なの?と、思いがけない雨にびっくりした。降ったり止んだりの中、フラミンゴヒルトンという有名なホテル(映画バグジーの舞台にもなったホテルです)の前を通って写真を撮ったりしながら、フォーラムショップスというショッピングモールにたどり着いた。でも、雨に当たらないよう隣のホテルの入り口から入ったらちょっと迷ってしまった。ちなみにそのホテルはシーザース・パレス。レインマンの撮影にも使われたホテル。ここのカジノでは巨大なスロットも発見したので、記念写真も撮った。

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