華果同時(けかどうじ)蓮の花

花が咲いたあと実がなるのが普通ですが
蓮だけは花(華)と実が同時です。
仏の教えでは、このことを華果同時といいます。
人間が本来持っている仏としての目覚めを自覚(華)したときには
そのまま悟り(実)の世界であるという意味です
人生の目標(華)を持ってしっかり歩めば
それは必ず達成(実)できます。
人間の活動の源は、ハングリー精神です。
まず、生きる意欲を持つことが一番です。

平成23年7月10日 日曜坐禅会にて馬場久雄メモより

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